身内が入院した際にお礼を渡したいと思う人はたくさんいるようです。渡すことで、気持ちが楽になったという患者さんもいるほど。
実際にもらった医師はいるのでしょうか?調査してみました。

医師だってお礼されると嬉しいもの!

医師になって
お礼をもらったことある?

大学病院や大きい病院には謝礼や贈り物を渡さないよう貼り紙がされていることもありますが、それでも渡す人はいるようです。特別扱いをしてほしいわけではなく、感謝を込めて行っている人が多いのが実情です。

金額の相場として5万円~10万円ほどが主流。

なかには3万円という人もいますが、多いケースでは30万円~50万円以上の場合もあります。教授クラスになれば桁が一つ増えることも少なくないそうですよ。謝礼の相場は、

執刀医が教授の場合 30万円~100万円
執刀医が准教授の場合 10万円~30万円
役職なしの一般外科医の場合 5万円~10万円
麻酔科医の場合 5万円~10万円
助手や看護師の場合 1万円~5万円

病院の規模や役職によって、金額はかなり変わるようです。

また土地柄でも大きく差が出る場合があるようですので、勤務地を変える予定がある方は頭の隅にでも覚えておくといいでしょう。

謝礼は医師にとって、とてもうれしい臨時収入といえます。学生時代から朝も夜も働き続けた甲斐があった!という医師もいますが、お礼を断る医師がいるのも事実です。


それは、医師でも公務員の場合はただのお礼と言っても、公務員規定に抵触する恐れがあるためです。

収賄罪・贈賄罪などに相当され、過去に処罰を受けた医師もいます。単純収賄罪になれば5年以下の懲役、受託収賄罪の場合は7年以下の懲役に処されることもあるのです。簡単に受け取ってしまって、お先真っ暗となってしまっては意味がありません。受け取るのにも準備が必要ですね。


リスクはありますが、患者さんや患者さんの身内の方は感謝の気持ちとして贈ろうとしてくれるのです。

金品だけで考えると悪いことをしているような感覚になってしまいがちですが、お菓子やフルーツといったプレゼントもよくあります。昔のように饅頭の箱の下からお金が出てくることはないと思いますが、お菓子などの贈り物でも気を付ける必要があります。

患者や身内の方から醸し出される雰囲気には、日ごろから敏感に気付けるように心がけましょう。

実際にお礼を受け取った医師の本音

日経メディアカルによれば、受け取る医師は全体の8割ほどという結果がでています。

どこの医師も、謝礼の有無で対応を変えたり優遇したりするわけではありませんが、患者が喜ぶならどちらにもwin winなので、希望にこたえてあげましょう。

受け取るときに注意すること

どうしてもと押し切られる人もいれば、華麗に受け取る医師もいます。受け取る際に気を付ける点についてご紹介します。

医師側が変な行動をしなくても、患者側も渡すタイミングを伺っています。渡しやすい環境づくりを手伝ってあげましょう。

①回診する時間を作る

患者側も気を使って、周りに人がいないときを狙っています。できるだけ、ひとりになる時間を作って接触できるチャンスをあげましょう。

②短時間でスマートに受け取る

「いえ受け取れません…」などと一言置く必要はありません。封筒で手渡される際は、スマートにポケットへしまい、感謝の一礼だけで良いでしょう。受け取る・受け取らないに時間をかけすぎると、お互いに気まずい雰囲気になり、周りに異変を伝えてしまう可能性があるので気を付けてください。

③同室の患者に渡さなければいけない空気を残さない

一般病棟ではお礼行事はあまりないようですが、大部屋の患者から渡されることもあります。周りを気にしすぎたり動揺したりせず、受け取っても普段通り「お気分いかがですか」などと世間話を交えながらすぐに立ち去らないようにしましょう。

医者ポイント

お礼について、まとめ

謝礼をもらう際にはリスクを伴いますが、患者は受け取ってもらえるだけで安心します。注意する点を踏まえて立ち振る舞うようにしましょう。
また、役職で金額に大きな差がありますので、この謝礼習慣がなくならないうちにスキルアップをして自分に見合った謝礼をもらえるように努力しましょう!

転職を考えるならこちらから>>